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中小企業診断士の試験突破を目指して…学習のコツを紹介

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企業の経営に関するあらゆる知識を学ぶことができる国家資格「中小企業診断士」。資格取得を目指すなら、もちろん一発合格を狙いますよね。この記事では、中小企業診断士の試験の概要や、ビジネスパーソンが働きながら勉強して試験を突破するための効率のよい勉強法をお伝えします。

中小企業診断士の試験は毎年8月。今から計画的に勉強して、一発合格を狙いましょう!

中小企業診断士の試験について

中小企業診断士とは、中小企業の経営をアシストする経営コンサルタントの国家資格。コンサルタントとして独立を考える方はもちろん、企業内でビジネススキルを向上させたい方にもうってつけの資格です。

試験に必要な科目が幅広いため、一通り勉強することで体系的な知識を身につけることができますよ。

あなたも経営のスペシャリストに!あらゆる分野に活かせる中小企業診断士を目指そう

中小企業診断士の試験は1次試験と2次筆記試験、それに2次口述試験があります。資格を取得するためには、これらすべての試験をクリアいしなければなりません。

1次試験は、7科目のマークシート方式の試験です。経済学、経営政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策の7科目について、幅広い知識が求められます。

2次筆記試験は、事例企業に対して実際に経営診断を行い、経営課題をクリアにするためにどのようなアドバイスをするかを論述する試験。短答式・論述式で回答します。2次筆記試験の事例は4科目から出題され、事例Ⅰ「組織・人事」、事例Ⅱ「マーケティング・物流」、事例Ⅲ「生産・技術」、事例Ⅳ「財務・会計」の4科目です。1科目ごとに80分間が与えられ、事例企業に対する適切な分析やアドバイスができるかどうかをみられます。

これらの1次試験、2次筆記試験を突破したのち、最後に2次口述試験があります。2次筆記試験で出題された事例企業に関連した内容の質問をされ、その場で口頭で答える試験です。試験管3人からの質問に10分程度答え、現場での対応力やコミュニケーション能力も採点されます。

1次試験は7科目で6割正解すれば合格できる

女性が少ない、だからこそ武器になる中小企業診断士の魅力

1次試験は、7科目合わせて6割以上の点数で合格です。各科目100点満点の試験なので、計700点満点のうち420点を取れば合格です。ただし、足切りがあるので注意が必要です。1科目でも40点未満の科目があると、全体で420点以上あったとしても合格にならないのです。万遍なく勉強して、足切りには注意しましょう。

また、受験2年目以降は科目合格制度を活用できます。科目合格制度とは、7科目受験して420点に満たなかったとしても、60点以上とれた科目に対しては翌年と翌々年は試験を受けなくてもよいという制度です。一度60点以上をとって合格した科目に関しては、2年間は科目免除されるということです。この制度をうまく活用して、1年目と2年目で分けて合格を目指す方法もあります。

1次試験の科目のうち、公認会計士や税理士の資格があれば、財務・会計の科目は免除されるといったように、他の資格を持っていることで受験を免除されることもあります。試験を受ける前に、自分が持っている資格と照らし合わせて確認してみましょう。

合格に必要な勉強時間はどれくらい?

平成29年度の中小企業診断士1次試験の申込者数は20,118名、うち1次試験の合格者数は3,106名で、合格率は21.7%でした。1次試験の合格率は例年およそ2割程度で、年度によって科目の難易度に差があるようです。

また、その次の難関である2次筆記試験は、平成28年度の結果でみると受験者数4,413名、うち合格者数842名で、合格率は19.2%でした。2次筆記試験の合格率も例年およそ2割程度。2次筆記試験で上位2割に入ることが、合格への近道といえそうです。

中小企業診断士の1次試験を突破するためには、目安として1,000時間の試験勉強が必要と言われています。1,000時間の勉強時間を確保するためには、試験日から逆算して1週間単位での目標の勉強時間を決め、時間の管理をすることが大切です。

働きながらの効率のよい試験勉強の方法について考えてみましょう。

資格試験予備校・通信教育のメリット・デメリット

中小企業診断士の勉強法としてまず考えられるのは、資格試験のための予備校や通信教育、音声教材、動画教材、冊子テキストでの勉強ですよね。

予備校は土日や夜間に通って、集合授業のように学ぶことが一般的ですが、分からない部分などを気軽に聞けたり、受験勉強の仲間ができるというメリットがあります。また、通信教育は教材を最初に一式購入して、自分のペースで勉強を進められるのがメリットです。

ただし予備校や通信教育はそこそこの投資が必要であることがデメリットといえます。予備校に通うのにおよそ30万円、通信教育でも10万円以上はかかると見ていたほうがよさそうです。お金を掛けて1年間勉強しても、その年必ず1次試験を合格できるとも限らないのです。

資格試験勉強に動画学習が有効なワケ

そこでオススメしたい勉強法法が動画を活用した学習方法です。動画学習なら、通勤時間などの時間でも気軽に視聴して学習が続けやすいメリットがあります。重いテキストを持ち歩かなくても、身軽に中身の濃い勉強ができるのです。毎日の時間の使い方を考える上では、動画学習は欠かせないでしょう。

GoGetterzの1次試験対策動画は、試験科目の7科目がさらに分野ごとに分かれて短い動画になっているので、短時間でその分野の要点を学ぶことができます。7科目という膨大な科目を万遍なく学ぶのに動画学習はとても有効です。

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女性こそ動画学習をするべき3つの理由

まとめ

中小企業診断士の資格は、国家資格なだけに合格は狭き門で、試験に合格するには計画的な学びが必要となります。ビジネスパーソンでも継続して学び続けられるGoGetterzの動画学習を活用して、短時間で効率よく学んで合格を目指しましょう!

 

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