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目指すは英語もデキる女子 TOEICどのくらいのスコアが必要?

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近年、日系企業のグローバル化に伴い英語力の高い社員を雇用する企業が増えてきました。英語力を証明する目安となるのがTOEICの点数です。実際にどれほど役に立ち、ビジネスではどのくらいの点数が必要とされるのでしょうか?

他の英語資格よりTOEICが役に立つ理由は?

TOEIC以外にも英語能力を試す試験はたくさんあります。そんな中で、多くのキャリアアップを目指す女性たちにTOEICが選ばれている理由について探りました。

世界共通のテスト

TOEICは世界共通のテストであるため、日本だけではなく世界中で英語力の証明として使える資格です。実施している国は150か国にも及び、特にアジア諸国での受験者が多い英語資格として知られています。

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会によると、日本国内の2018年TOEICプログラム総受験者数は約266万人にも及び、特に話す力・書く力を問うTOEIC Speaking & Writing Testの受験者数は年々伸びています。(TOEICプログラムのテストの違いについては後述します)

ビジネス英語が数多く出題される

TOEICは受験前の学習段階でもビジネス英語が学べると言われています。特に注目したいのはリーディングセクションの読解問題です。ビジネスで起こりうる場面を提示している読解問題が出題されるため、実務に直結した英語力を養うことができるのです。

「TOEICを受けて仕事や転職で活かしたいけど、仕事や家事もあるしいきなり高いレベルは無理」と思っている人も、まずは参考書の学習から始めてみてください。「これ、このままビジネスで使えるかも知れない」と感じる英語を習得できるはずです。

TOEICの種類

TOEICプログラムには二つ種類があります。前述したようなビジネス英語に特化したTOEIC Testsと日常会話を重視している英語初級・中級者対象のTOEIC Bridge Testsです。

この記事ではTOEIC Testsについて紹介していますが、その中にも2種類のテストがあります。

TOEIC Listening & Writing Test

2016年からTOEICはリニューアルし、内容だけではなく名前もTOEIC Listening & Writing Testに変更しました。

出題範囲は広がりましたが、より実践的な内容となったのが特徴です。

日本人は「聞く力」「読む力」が強いと言われていて、これまでの学校教育でも読み書きに力を入れられていました。反面、せっかく培った英語力を実際のビジネスシーンで使いこなせず悩んでいる日本人も数多くいます。

TOEICの新形式は実務で使えるようになることを意識して問題が作られているため、自らの英語力を応用させる訓練ができるはずです。

TOEIC Speaking & Writing Test

日本では読み書きを重視した英語教育を受けてきた人が多いと言われています。反面、英語を話し書くことに苦手意識のある人もいて、それをどう克服していくかが大きな課題になっています。

発する能力をスコアにして受験者に提示してくれるのがTOEIC Speaking & Writing Testです。試験会場でパソコンとヘッドセットを利用して受験するテストで、スコアが160点以上であればビジネスで継続した英語会話ができると言われています。

前述したように受験者が年々増えているため、会話や作文能力を鍛えたい人にも最適なテストです。

何点以上とれば転職やキャリアアップで使える?

TOEIC受験者がもっとも気になるのはどのくらいのスコアであればキャリアアップに効くのかということでしょう。最近は社員の昇進の条件として平均以上のTOEICスコアを求めている企業もあります。

ここでは代表的なTOEIC Listening & Writing Testに絞って紹介します。

最低でも600点はとっておきたい

TOEIC受験者の平均点は毎回500点台半ばです。学生が就活で履歴書に書けるのもこの点数以上からだという意見も多く、既に社会人であれば600点以上を目指したいところです。

実際に英語を使わない職場であれば、「いざというときに基本的な英語は使える」というアピールができます。しかし、英語を使う職場であれば、600点だと英語力が低いと見なされるので、じょじょに上のスコアを狙う必要があります。

700点以上であれば他のスキルにプラスすると転職でアピールできる

英語をふだん使わない人から「この人は英語ができるんだな」と思われるためには700点以上はとっておかなければなりません。このくらいのスコアになると転職という選択肢も見え始めます。

しかし、新卒ならまだしも既に社会人経験のある人が転職で使うのであれば、TOEIC700点台のスコアにプラスして他の分野での実務経験や資格が必要です。例えば医療やIT系などの理系分野では、まだ英語を使いこなせる人が少ないと言われているためチャンスです。

「英語以外の専門知識や経験と語学力まである」と転職したい企業に思われ、他の志望者と差別化をはかることができるでしょう。

英語を使う職場であれば800点はマスト

一般的にはTOEICの点数が800点台であれば上級レベルだと感じてしまいますが、英語を使う企業や部署であれば最低限必要なスコアとして見なされています。

ただ、800点以上であれば「英語力がある」と自信を持って言えるので、現在の部署から英語を使う部署へ異動願いを出す際など役に立つでしょう。また、700点台と同様に他の資格やスキル、経験にプラスすれば転職のチャンスも得られます。

英語上級者として認められる900点台

900点以上のスコアをとるためには計画的な学習が必要で並たいていの努力ではとれません。留学経験者や帰国子女でも集中して学ばなければ難しいと言われているレベルです。

しかし、その分、900点以上の点数をとれれば英語に特化した仕事ができる可能性があります。例えば海外営業、海外人事など国内企業でも英語力が必要な部署は存在しています。外資系企業への転職の道も開けます。

そしてここからまたステップアップして、通訳や翻訳の勉強を始める人もいます。高い英語力ははかりしれない可能性を生み出します。

継続して勉強しTOEICのスコアアップを狙おう

TOEICは英語力を試すテストなので、短期間で点数が上がることはなかなかありません。計画的に学習計画をたて、何回か受験して徐々にスコアを上げていくことが重要です。

英語力が高いという証明はどのような仕事をしていてもプラスに働きます。また、語学の学習は女性にも向いていて、ブランクがあったとしてもTOEICのスコアで英語力の証明ができれば社会復帰がスムーズにできるはずです。

思い切ってチャレンジし、世界で通用するスキルを手に入れましょう。

TOEIC以外のキャリアアップに効く資格についてはこの記事でも紹介しています。ぜひ読んでみてください。

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