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福岡は「日本第3の大都市」だ!  人口では神戸を抜いた・・・でも足りないものがある

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 日本の大都市の中で「福岡」の存在感が高まっている。住みやすい、働きやすい、アジア各地へのアクセスも便利、といいことづくしだ。最近の調査では、福岡市の人口が神戸市を抜いた。

 野球ではソフトバンクホークスがリーグ優勝を続け、AKB48グループでも福岡拠点のHKT48が最も勢いがある。今や気分は東京、大阪に次ぐ「日本第3の大都市」と、鼻息は荒い。

職住近接、アジアに便利

 福岡市は2016年2月18日、人口が神戸市を抜いて政令指定都市で5番目になったと発表した。国勢調査の結果速報を両市が独自に集計したところ、15年10月1日時点の福岡市の人口は153万8510人。神戸市の153万7860人を650人上回った。前回10年の調査と比べて7万4767人(5.1%)増えた。とくに若者世代(15~29歳)の多いのが福岡の特徴だ。比率は19.2%、政令市の中では全国一を誇る。

 その若者層に圧倒的に利用されている「LINE」は、福岡に「国内第2の拠点」を持つ。「教育、物価、治安の面で東京より外国人が住みやすい。食事と空気もおいしい」というのが福岡進出の理由だ。昨夏時点ですでに約600人が働いている。LINE本社は約900人なので、「福岡」の比重の大きさがわかる。

 オフィス賃料は安く、市内のビジネス地区で1坪当たり9217円。東京都の約55%程度だという。しかも職住近接。Jタウン研究所が15年7月にまとめた「住みたい都道府県」でも1位に輝いたのは福岡県。「美人が多いと思う県」も秋田などを抑えて福岡が1位だった。九州新幹線で九州各地への往来も便利に。LINE以外にもIT・クリエイティブ系を中心に、福岡で活発に活動する企業は少なくない。

 福岡に拠点を設けると、東アジア各地へのアクセスがいいのが利点だ。上海まで2時間弱、ソウルまで1時間半、台北まで1時間40分。東京を拠点にする場合とは比較にならない。しかも空港が街の中心部にあるのでロスが少ない。逆にアジア各地からも気安く来日できる。「博多の駅前を歩くと、しょっちゅう中国語や韓国語が聞こえてきます」と市民は話す。

どうしてもほしいものがある

 福岡の人は「地元愛」が強い。「福岡市民の多くは日本三大都市とは東京、大阪、福岡と思って憚らない」(高島宗一郎市長)

 そんな市民、県民が熱く支持するのがソフトバンクホークスだ。14年、15年とリーグを制覇した。過去5年で3回「日本一」になっている。今や日本最強の球団といえるだろう。

 出身の芸能人やアーティストも多い。井上陽水、タモリ、椎名林檎、浜崎あゆみなど枚挙にいとまがない。ネットの芸能人出身都道府県ランキングでも、東京を抑えて全国トップだ。

 とりわけ最近はHKT48の活躍ぶりが目立つ。恒例のAKB総選挙で昨年はHKT48の指原莉乃さんが1位に、伸び率でもHKT組が際立った。スポーツでも芸能でも全国に存在感を見せつけている。

 そんな福岡っ子が、どうしてもほしいものがある。「ノーベル賞」だ。東大、京大はもちろん東北大、名古屋大、神戸大からはノーベル賞受賞者が出ているのに、まだ九州大の名前がない。

 理化学研究所は昨年末、グループディレクターで九州大教授の森田浩介氏のチームが人工合成した新元素が、国際純正・応用化学連合に原子番号113番の元素として認定され、命名権を与えられたと発表した。半年程度かけて新元素の名前と元素記号を決める。日本の研究チームが発見した元素が、周期表に載るのは初めてだ。これがノーベル賞にならないか、と同市出身の1人は期待を込めている。

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