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トマトジュースも「食塩無添加」好まれる 「機能性表示」で中高年層がナットク買い

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 カゴメ(本社・名古屋市)のトマトジュースの売れ行きが好調だ。2016年2月2日から「機能性表示食品」だということを明示して売り出したところ、出荷実績が、前年同期に比べて一気に3倍以上に伸びた。とりわけ「食塩無添加」の製品が好調だという。

 「機能性表示食品」制度は昨年4月スタート。論文などの科学的な根拠を示せば、国の審査なしに、商品に健康への効用を表示できるようになった。トマトには、抗酸化作用があるリコピンが多く含まれ、体内の血中HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあることがわかっている。

 そこで720mlペットボトルなど4商品に「血中コレステロールが気になる方に」のメッセ―ジをつけて売ることにした。価格や中身が変わったわけではないが、これまで飲んでいなかった新規顧客の取り込みにも成功したという

 特に目覚ましいのは「食塩無添加」の商品。720mlペットボトルの場合、「食塩無添加」と「食塩使用」の売上比は7:3だという。「食塩使用」といっても200mlあたり0.6グラムにすぎないのだが、高血圧などの不安がある中高年齢層にとっては「無添加」の方がアピールするようだ。

 カゴメは日本のトマトジュースの草分け。1933年(昭和8年)に発売を開始し、トマトそのものや商品の研究を重ねてきた。食塩無添加の製品の売り上げが伸びている理由としては、消費者の健康志向が強まっているのに加え、「トマトがもはや青臭くなくなった」「甘くておいしくなった」という、近年のトマトの味自体の微妙な変化も影響しているようだ。

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