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子どもの進路は「理系」か「文系」か 日本の親が望んでいるのは?

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 自分の子どもに進んでほしい大学の専攻は文系か、理系か――。リクルートホールディングスのR25編集部とアイリサーチが、未就学児の子どもをもつ20~30代の父親200人に聞いたところ、「理系」が73.5%、「文系」は26.5。「理系」が「文系」に圧勝した。R25が2016年2月26日付で報じた。

 自身が「文系」出身の父親の場合、子どもの希望進路は、「文系」が36.0%で、「理系」が64.0%。一方、自身が「理系」出身の父親は、「理系」が83.0、「文系」が17.0%。父親自身がどちらの道を歩んできたかにかかわらず、「理系」人気が高かった。

 文部科学省の学校基本調査(2015年確定値)によると、大学生の総数は255万6000人。 大学生を文系と理系に分けると、文系(人文科学、社会科学、家政、教育)は57.1%を占め、理系(理学、工学、農学)が21.3%、その他(国際関係、芸術、医学・保健)が21.6%となっている。理系人気が伝えられているが、現実にはまだまだ「文系」学部に通う学生が多い。

 調査では、父親自身は「文系」だが、子どもには「理系」に進んでほしいという父親の意見も聞いている。

 「就職に有利だと思うから」

 「専門性のある資格をとってほしいので」

 「文系の仕事は理系でもできるが、逆は無理だから」

 「自分が文系で役に立っていないから」

 たしかに理系が就職に強いのは各種データから明らかだが、理系学生の3分の1は大学院に進む。修学年数が長くなるから、親の負担は増える。無理に理系に進んでも「興味」や「適性」がなければ、子どもにとっては苦痛だ。たとえ受験勉強で理数系の高得点が取れても、理数系に向いているとは限らない。最近は文系でも数学を使う研究も増えているといわれ、文系・理系の境界は微妙だ。

 そもそも「文系」「理系」という分け方は、米国にはないという。米国の大学の学部は日本で言えば教養学部のようなもの、その先で何を専門に勉強するかが重要となっているそうだ。我が子に「理系」を望む親は、そうした事情も含めて理解しておくことも大事だろう。

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