働き蜂の日本人。 わたしたちは朝から晩までオフィスでコンピューターに向かい、ミーティングをこなし、がむしゃらに働らくことがキャリアラダーを駆け上がる一番の近道だと思っていませんか?そして毎日の忙しさをいいわけに、いろんなことをシャットアウトして暮らしていませんか?
世界のトップリーダーはいうでしょう。
「日本人の働き方は間違っている」
わたしたちの誰よりも責任が重い職に就き、仕事量も多い世界のトップリーダーたちは、 わたしたちがびっくりする習慣を身に着けています。
それは、どんなに忙しくても毎日1時間自分のために時間を割くということ。
仕事の手を止め、気持ちを切り替え、まったく違うことに専念するのです。
” 5 hour rule” とインターネットで検索をしてみてください。数多くの英語の文献が見つかります。
オバマ大統領、ビル・ゲイツ氏、ウォーレン・バフェット氏といった世界のリーダーが、「自己投資」の時間として、毎日1時間を目の前の仕事以外のことに費やしていることがわかるでしょう。
平日毎日1時間。週には5時間になることから、”5 hour rule(5時間ルール)” と呼ばれています。この「5時間ルール」を自分の生活に取り入れると、短期的にみれば達成できる仕事量は少なくなります。しかし、長期的にみたら「5時間ルール」を取り入れることにより生産性は高まり、斬新なアイデアが生まれ、飛躍的な成果が出せるといわれています。世界のリーダーが実践しているのは、こうした自分自身の成長のために投資する時間のリターンの大きさを誰よりも実感しているからでしょう。わたしたちも真似をしないわけにはいきません!
では、実際に「5時間ルール」を実践するにはどうしたらいいでしょうか?
1. 読書をする
「5時間ルール」をとりいれる一番簡単な方法は毎日1時間読書をすること。
世界のトップリーダーはみな読書家です。オバマ大統領、ビル・ゲイツ氏、ウオーレン・バフェット氏らは、今の自分があるのは今まで読んできた本のおかげだといっているほど。今までの読書体験が、今でも彼らの日々の意思決定を左右しているという。何をしていいかわからなかったらまずは毎日1時間を読書に充ててみましょう。
2.好奇心をもつ
大きな成功をおさめた実業家とごく普通のサラリーマンとの違いは、好奇心の強さにあるといわれています。現状に満足しない。ひとつのことができるからと安心しない。常に新しい機会を求め、なんでも吸収しようとする好奇心をもつ人になりましょう。今、自分が気になることをリサーチしたり学んでみましょう。そこからどんどさらなる好奇心がわいてくるかもしれません。
3.実験をする
自分のために使う1時間。この時間はあなただけのもの。誰の目も気にせずにあれこれ実験をしてみましょう。仕事では失敗が許されなくても、「5時間ルール」実践中は、人の目も結果も気にしなくていいのです。心を、発想を自由にしてなんでも試してみましょう。失敗は成功のもと。それを体感できる有意義な時間となるでしょう。
4.Lifelong Learner(ライフロング・ラーナー)になる。
偉大なことを成し遂げた人に共通していること。彼らは学校教育を終えたあとも「学び」を大切にしています。そして、自分自身をLife long Learner(生涯学習者)と呼ぶことです。大成功を遂げた人々でも自分は「完成品」ではないと自覚し、一生学び続ける意思をもっています。人生は学びによって開かれていくということを体験し、実践しつづけています。わたしたちもライフロング・ラーナーとして、謙虚に新しい知識、学びの機会を受け入れていきましょう。
現在のマイクロソフトCEO サティア・ナデラ氏は、こう言っています。
“I fundamentally believe that if you are not learning new things, you stop doing great and useful things.”
「新しいことを学び続けなければ、偉大なことも役立つこともできなくなる」
一生を通じて学ぶことの必要性を世界のリーダーは知っています。
がむしゃらに働いているだけでは知識や能力は停滞したまま。新しい芽は出てきません。
仕事をサボる勇気を持ちましょう!
まずは「5時間ルール」を実践し、新しいチャレンジを始めてみましょう。
どんな新しい道が切り開かれていくか、楽しみに待ってみましょう。
Be a lifelong learner!
Be a GoGetter!
