5%から8%への消費税率UPからあっという間に5年が経ち、ついに1週間後からは10%に増税。今週末は増税前最後の週末なので、お買い物の予定を立てている方もいるのでは?
でも、そのお買い物、本当に必要ですか?
5%→8%の増税の時と今回の大きな違いとして、「軽減税率」があります。一部の品目に関しては税率が今とおなじ8%に据え置かれるというもの。
なので、これらの商品を買い込んでも、使用期限が過ぎてしまったり、たくさんあるからと無駄遣いしてしまうことになるかも。
軽減税率について解説してくれている記事をピックアップしましたので、増税前の最後の一週間を賢く過ごすご参考になさってください!
また、9月末といえば第二四半期の〆で超多忙となる人も多いハズ。
増税前の最後の週末、ホテルブッフェなどで自分を労ってあげるのもおすすめですよ。
大まかに、「食品」と「新聞」が軽減税率対象
1.特集:消費税の軽減税率 対象品目はどのようなもの?
政府HPはなんとなく見づらいイメージがありますが、消費者=国民の生活に直結するからか、政府HPもなかなかしっかりと解説をしてくれているよう。そもそもいったい何が軽減税率の対象となるのか?はこちらの政府広報オンラインでの解説で概要を掴むことができます。
ざっくり言えば、「食品」と「(週2回以上発行の)新聞」が軽減税率の対象と言えるよう。
それ以外のものは10%に増税になってしまうので、ネイルやヘアのお手入れは今週のうちに済ませておくのが吉かも。
今年の秋のネイルのトレンドはこちらの記事をどうぞ!
さて、政府広報で概要はつかめますが、なんだ、飲食物は8%で据え置きなのね、と安心できないのが今回の軽減税率の複雑なところ。
その複雑さはこちらの記事で解説されています。
2.食品税率にモノサシ2つ? サービス主体なら10%
例えば、飲料食品でもお酒は税率10%だったり、でもみりんは調味料として8%の軽減税率対象だったりと判断が難しいものがたくさん。
また、コンビニで全く同じおにぎりを買っても、持ち帰りなら8%、椅子や机のあるイ―トインスペースで食べるなら10%というとても複雑な状況も発生しうるんです。
3.イオン、軽減税率対象外に「(10)」マーク
ただでさえ忙しい毎日、消費者の立場からすれば、買い物の際に「これは何%かな?」とスマホ検索なんてしていられませんよね。
小売店にお勤めの方にとっても、お客さんからの質問に答えるために微妙なケースまで全部バッチリ覚えるのは難しいもの。
そこで、イオンでは値札に(8)=軽減税率対象と(10)=軽減税率対象外のマークを付けることで一目でわかるような工夫をするよう。
スーパーの品物の値札はセールの度など頻繁に変わるものですし、忙しいなか質問とその対応の時間を省けるWin-Winな仕組みではないでしょうか。
以上2つの日経新聞の記事は会員登録(無料)をしていないと全文読めませんが、2.の記事のどんな違いが8%と10%の分水嶺なのか?を一覧にしてくれている画像がとてもわかりやすいのでおススメです。有料会員の方はクイズで軽減税率について詳しくなれる記事も見てみるといいかもです。
今月中に買うべきものは「定期」と「お酒」
4.大物家電は買わなくてよし!増税前にやるべきこと一覧
例外はあるけど食品は増税対象外ということはバッチリ把握できたでしょうか?
であれば、今月中買うべきものはなんなの?と気になる方はこちらの記事がまとまっています。
まず買うべきは例えばこんなもの。
○定期券
○(もう日程がわかっている旅行・出張の)航空券
○お酒
特に定期券は、ちょうど新年度となる4月から購入しているとすれば、6ヶ月で期限切れを迎える人も多いのではないでしょうか。
継続であればほとんどの鉄道会社で14日前から購入可なので、今がチャンスですよ!
その他、こちらの記事では、増税による負担増を軽減するためのその他の措置の紹介や、とくに来年7月までのキャッシュレス決済利用によるポイント還元制度につき詳しく記載がありますのでぜひご確認を!
ポイントを活用した節約が気になる方はこちらの記事もどうぞ。
軽減税率について正しく理解し、賢い増税対策を
来月からの消費増税とその対象外となる軽減税率対象品目について、きちんとご理解いただけたでしょうか?
「増税!」のニュースに焦っての買い溜めは結局無駄遣いになってしまいます。
お金を節約し、増やしていく方法は残念ながら学校などでは教えてくれず、意識して学習するしかありません。
増税をきっかけに家計を見直そうかな、と考えられた方は、FP技能検定取得を目指して勉強するといいかも。
GoGetterzの動画学習なら、通勤中などのスキマ時間を活用し、かつ通学コースなどに比べて破格の安さで資格取得対策ができるのでおススメですよ。
2018-2019FP技能検定3・2級完全合格パック(全25回/3級13回+2級12回)
メンバーになると、400以上の無料コースが受講可能!
無料メンバー登録 はこちら