How do you choose a college in America? – アメリカでどうやって大学を選ぶか。 アメリカの大学って授業料がとんでもなく高いんです。自分の住んでいる州の公立大学ならin state tuition (州内居住者向け授業料)で1万ドルちょっとでたいがい行けちゃいますが(それでも日本の国公立大に比べたら高いでしょ?)、out of state tuition (州外からの学生向け授業料)はその3倍以上もするんです。private colleges (私大)は年間5-6万ドルが当たり前。平均家庭の年収が1年分の授業料なんですよ。庶民には払えませんよ。なのでわたしたちアメリカっ子は小さい時から「scholarship (奨学金)をもらって大学へ行くのだ!」と仕込まれます。 で、何をするか?小さい時からスポーツをするのです。狙うはNCAA(全米大学体育協会)のDivision1の大学にスカウトされること。そうすると4年間授業料はただ!わたしもmiddle school (日本の小学6年から中学2年)のころからバレーボールクラブに入ってかなり真剣にプレイしてました。

ミドルブロッカーでした!
How I chose my college – わたしの大学選び
わたしはバレーボールで大学に行くには身長が足りず(176センチ!)、タダならどこでもいい!っていう大学の選び方が嫌で(NYにしか行きたくない!)バレーボールの道は捨てました。それなら親は地元シアトルのUW(ワシントン大学)に行けってうるさかったわ。in state tuitionは私大の5分の1の授業料だしレベルも高いし。だけどわたしは何が何でもNYで大学に行きたかったのでmerit scholarship 狙いでそれほど有名ではない私大を受けて全額ではないけれど奨学金をもらいました。Yeah! かわいい子には旅をさせろ!NYに行かせろ!って大暴れして親を説き伏せたのでした。 わたしの大学も寮費を入れると学費は年間6万ドルを超えます。高すぎです。わたしは奨学金で足りない分は、わたし名義のfederal student loan(連邦政府発行学生ローン)を組んで払います。わたしはdoctor (医者)になりたいので今後10年近くずーっと学生です。学費を自腹で払ってたらとんでもない借金を抱えちゃう。だから大学に入っても一生懸命勉強してよい成績をキープしてまた奨学金 をもらって大学院に行けるようにがんばらなきゃいけないの。来年の奨学金も今年の成績が悪かったらもらえないし。気の抜けない大学生ライフです。日本の大学生みたいにコンパや合コンなんてやってる時間はないのよね。 NYに行けることになってやるき満々!夏休みは朝4時からパン屋さんで働いて、お昼からはランジェリーショップで働いて一生懸命おこづかいを貯めました。お客さん相手のバイトをしたおかげで人づきあいが上手になったから大学でもきっと新しいお友達とうまくやっていけると思うわ。いざ、目指せNY!
さあ、シアトルから大荷物を抱えてNYへ出発! シアトルからNYへは飛行機の直行便で5時間ちょっと。 アメリカの端から端への旅、時差も3時間あります。
セントラルパーク!わたしの大学はこのずーっと北のほうにあります。

映画でよく見るGrand Central Station ここから電車に乗ります。


関係者以外厳格にお断りの大学ゲート。

新入生入居の日は先輩たちが大活躍。

居場所がなくて妹はベットでごろごろ。