Milou's College Life Vol.3 「 "Freshman 20" 制覇?アメリカ大学生胃袋事情」
Let me talk about college food today!
Hi Gogetterz!
Before I came to college the college girls I worked with warned me about the “freshman 15”. But I didn’t believe her! “Oh there’s no way that will happen to me!” I told myself. But wow was she right…
今月はコラムがおそくなってごめんなさい!
Finals(学年末の試験)があってここ数週間、起きている間は勉強ばかりしていたのですよ。 人生でこんなに勉強したことないってほど勉強しました。だけど日本の受験生はこのペースで1年間以上通して勉強するのよね、尊敬いたします。わたしの大学のハーバードもどきの連中も(ハーバードを蹴ってレベルが下がる我が大学に全額スカラシップで来ている連中のことをわたしは、こっそりそう呼んでいます) Pre-Med (医学大学院を目指す準備コース)の勉強は大変だってへこたれてるわ。だからわたしのような凡人がこてんぱにノックダウンされるのは当たり前ってことですね。大きな声では言えないのですがわたし、来年度もスカラシップをもらえる自信がないのです。毎年の成績がレビューされることになっているから来年度戻ってこれるかどうかは今日終わったばっかりの試験の成績次第なのです(明日から新学年スタートの9月まで夏休み!)。スカラシップがないと私の親は今の大学には行かせてくれないからもう心配でたまりません~。
そんなこんなでなんとか1年が終わったわけですが、とってもストレスフルな1年でした。アメリカの大学生がストレスを抱えて生活をしているとどうなるか?それが今回のテーマです。
都市伝説?”Freshman 15″
“Freshman 15” って聞いたことありますか?
“Ocean’s 11” は11人のイケメンが出演する映画でしたが “Freshman 15” は、ちっともイケてない兆候のことをいいます。この「15」は15lb (ポンド)のこと。これはアメリカの都市伝説のようなもので「大学に入学すると Freshman (1年生)は15ポンド(約6.8kg)太る」というものなんですね。わたし、入学したときに Upper Classmen (上級生たち)からそう聞いて
「どこのおバカがそんなぶくぶく太るのかしら」
なんて思ってたのですが気がついたら15ポンドどころか、わたしは “Freshman 20 “になってしまったの。
わたし、ハイスクールではバレーボールをしていたし、ヘルシー&スリムに暮らしていたのです。それが大学生になったらあれよあれよとおもちのように膨らんでしまったの。それも昔のように鏡の前にいる時間もないから気がつくのがおそかった!そのうえ今どきのアメリカの若者ってleggins (レギンス)ばかりはいているのね。レギンスってゴムパンと同じじゃないですか。結構伸びてくれるもんだから太った気がしなかったの。今回は、この アメリカ高等教育における由々しき問題、”Freshman 15 “(わたしは20)について取り上げてみたいと思います。
アメリカ Room and Board 事情
アメリカのほとんどの大学ではキャンパス内に寮があります。Freshman は、寮に住まなくてはいけないというルールの大学が多いですね。なのでアメリカの大学では高いTuition (授業料)とは別に Room and Board (部屋と食事代)も払わされます。わたしのところについ数日前に来年度の学費の案内が届いたのですが、3.6%値上がりしますって書いてありました。それによると来年度の Tuition は、年間 $47850!そしてRoom が$11445 から$13680。 Board は、$5300 から $7465。安く見積もっても年間の学費は、$64595!日本円だったら700万円超えるのですよ。信じられないでしょ。
恐ろしい数字!47850!
こちらが Room and Board。こちらも高いです。
こんな大金を全額払える親を持っていたら幸せ者だけど、わたしたちアメリカ庶民の子供たちにはかなわぬ夢。だからスカラシップをもらえる大学に行かざるおえないのです。ハーバードに受かったのに行かなかったっていうのは、行きたくても行けないケースが多いのですよ。これまたアメリカ高等教育の由々しき問題ですね。しかし今回はとにかく「肥満」いや、”Freshman 15″(わたしは20...) 問題にフォーカスいたしましょう。
Board にはさまざまなコースがあります。ラグジュリアスなコースは、プレミアムコースで「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」ってどこかのエアラインのメンバーシップみたいなランクになってます。最高のプレミアムコースの「プラチナ」は、「ミール」の回数制限がなく、そのうえ年間で2000ドルくらいのキャッシュバリューがついていて「ミール」以外のものを買うときに使えます。 「ミール」とはメインダイニング1回分、カフェやデリではセットミール1食分のことをいいます。
ミールプランを持っている学生は、IDカードをスワイプしてメインダイニングに入ります。1スワイプで1ミール。メインダイニングでは1回入ったらどれだけ食べてもOK。ほかのカフェなどでは1スワイプでサンドイッチとスープとか、チキン3ピースで1スワイプとか決まってます。それ以外はキャッシュバリュー枠で好きなものが購入ができます。
わたしは、1学期はプレミアムコースの「シルバー」にしたのだけど2学期はけちって「150ミールと400ドルのキャッシュバリュー」というのにしました。そうしたら早々に使い終わっちゃって、そのあとは毎食クレジットカードで払いました。そうしたら1ミールごとの料金が高くて損をしてしまいました。大学生に食は命!ひとまず制限のないミールプランを買うほうがお得ですよ!
わたしの大学には、いわゆる「学食」であるビュッフェスタイルのメインダイニングのほかにカフェ、デリなど小さなお店がキャンパス内に9軒あります。
ランチにはメインダイニングに行く暇がないのでクラスに近いデリでベーグルを買って食べることが多いです。クリームチーズだけじゃ物足りなくてベーコンや卵をのせたりしちゃいます。
わたしのランチの定番は、ここ。ベーグルを買って走りながら食べます!
時間に余裕がある時は、カフェでラップとサラダを友達と食べたりもします。
このふたりも立派に Freshman 15 制覇組!
1日の楽しみは夕食!メインダイニングで友達と待ち合わせをして一緒に食べます。ここでの時間が大学生活一番のハイライト。日中は授業をこなすだけで大忙しだから夕食は仲良しグループで集まってゆっくりおしゃべりをしながらいただきます。実はわたしの大学のメインダイニングは、2012年に全米ワースト1に選ばれてしまったらしいのです。だから大学側は汚名返上のためにがんばっていて、だいぶ改善されてきたらしいです。わたしたち Freshman には違いがわかりませんけどね。
ここがメインダイニング!
メインダイニングは日替わりのホットメニューのほかに、常設でピザ、ハンバーガー、サンドイッチ、メキシカン、サラダ、デザートのステーションがあってチョイスがたくさんあります。
サラダバー!
BBQチキン!
いろんなものがあります。
サンドイッチを好きなようにつくってくれます!
わたしの定番ミールは、メキシカンバーで、ライス、ホウレンソウにアボカドディップ。チキンが固いのがたまに傷です。
これで終わればいいのだけれどこのあとに甘いのを食べてしまうのでした。
カフェテリアにはヘルシーなチョイスもあるのだけれど、ヘルシーなものは野菜の塊がドーンとか、味がないとか、おいしくいただけません。小学校1年生の時に日本で体験入学をした時に給食がおいしくてヘルシーでびっくりしたのを覚えているのだけれど、日本の給食のおばさんだったらどうヘルシーなごはんを作ってくれるのかしら?なんて考えちゃうわ。給食のおばさんがわたしの大学のメインダイニングを視察に来たら、ピザとハンバーガーをどっちもほうばってる学生なんか見て失神しちゃうかも。
わたしが太った理由
さあ、チョイスは数多くある大学キャンパスでの食事。では、わたしはなぜこんなに太ってしまったのでしょうか?
1. 初めてのオールアメリカンな日々
わたしはアメリカ生まれのアメリカ育ちではありますが、母親は日本人。なので今までは学校のランチがピザやハンバーガーでも家では玄米ご飯にサバの塩焼きにひじきに味噌汁なんて和食を食べていたのですよ。それが大学に入ったら3食アメリカン!繊維質が足りない!脂肪が多すぎ!太ったって仕方がないってもんですよね。
2. 夕食タイムが社交の時間
みんな日中は授業で忙しくてゆっくりランチを食べる時間もありません。だから夕食の時間はおしゃべりタイム。おしゃべりだけに花を咲かせていればいいのに、何回もおかわりをしながらおしゃべりをしちゃうんですね。気がつくとお皿が積み上げられているのであります。
3.深夜の誘惑
遅くまでライブラリーで勉強して寮まで歩いて帰るその道に深夜12時まで開いているプレッツエルのお店があるのです。それもぺパロニがのってたり、高カロリーなものが...
ぺパロニこってりプレッツエル。くせになります。
これが毎晩の習慣になると思い切り太ります。そしてこのお店が閉まってしまった後も、キャンパスの外ですが朝の5時まで開いているピザ屋があってそこからデリバリーをとって深夜の寮の廊下で夜食にビザを食べたりしちゃうんですね。さくっとお茶漬けなんかを出してくれるお店があったらこんなに太らなかったかも...。
4. 自由の身を満喫しすぎ
「デザートはご飯を残さず食べてから」とか「クッキーは1枚だけよ」 とかいうお母さんがいない!何をしたって怒られない!人生初なんでもし放題の状態が大学生活なのです。メインダイニングでは、ケーキもアイスクリームもなんでも食べ放題なのです。歯止めがきかないのです。何が起きるか?好きなものを好きなだけ食べて幸せにひたってしまうのでした。わたしは、クッキーに弱いんだなあ。メインダイニングにはご丁寧にクッキーバーもあるので食後におしゃべりしながら何回もとりにいってしまうのよね。
人気のクッキーバー。クッキーと牛乳でおしゃべりがとまりません。
わたしの友達は、小さい時からシリアルが大好きで、大学に入ってからはこのシリアルバーに大興奮。毎日3食、それも食後にたっぷりボールにいれてうれしそうに食べているわ。
シリアルをデザートに。アイスクリームをのせるとおいしいですよ。
こんな食生活をしてしまうから、”Freshman 15″ になってしまうのですね(何度も恥を承知でいいますがわたしは20…)。Sophmore (2年生)になったら同じ間違えは繰りかえさないわ!…というか、本当にわたしは大学へ戻れるのでしょうか?スカラシップをキープできるのでしょうか?どんな成績が送られてくるのか心配だけどひとまずは知らんふりをして家のベッドでゆっくり眠ることを楽しみにシアトルに帰ります! 帰ったらひじきときんぴらが食べたいなー。 No more American Junk !
Between all of the stresses of school, exams, and late nights of studying, it was almost too easy to make unhealthy decisions. A lot of the times eating was social and it was the only time to see my friends between all of my classes so I would go to the cafeteria and end up staying there for a while to socialize. Then I would eat too much!! Not to mention all of the late night pizza! Now I’m headed back home for the summer and have to get myself back in shape! Nothing except the gym for me!]]>