行政書士は、行政機関に提出する書類を作成するスペシャリスト。キャリアアップだけでなく、独立開業することも可能で、人の役に立つ実感も得られます。
資格を武器に働きたい女性におすすめの資格「行政書士」について、資格を取得することでのメリットや、具体的なステップ、勉強法を紹介していきます。
資格がほしい女性におすすめ!行政書士とは
行政書士とは、行政機関や官公庁に提出する書類の作成や、作成した書類の提出代行、書類作成に関する相談業務などを行う「書類作成のスペシャリスト」です。
たとえば以下のような場合に、行政書士が活躍します。
- 企業で製品化を考えている商品の特許を申請したい
- 飲食店を開業するのに、飲食店営業の許可申請をしたい
- 個人事業の1年間の帳簿作成を任せたい
行政書士が扱うことができる書類は1万種類以上あるといわれていて、主に「官公署に提出する書類」「権利義務に関する書類」「事実証明に関する書類」の3種類に分けられます。
また、最近では幅広い法律知識を活かして法律問題のコンサルタントとして、身近にある法律問題の相談を受ける人も。
できることの幅が広いだけに、たくさんの人や企業の力になれる職業なんです。
行政書士を取得するメリット
行政書士の資格を取得することで、以下のようなメリットが考えられます。
企業内で重宝される存在に! 自身のキャリアアップに有効
行政書士を持っていることで、今働いている企業でのキャリアアップや、条件のよい職場への転職につながる可能性があります。
というのも、申請書類の作成はどの企業にも必要なこと。今まで社外に依頼していた申請書類作成などの業務を社員に任せられるのは、コスト削減や安心感につながるからです。
今の職場や転職先で、学んだ法律知識を活かして活躍できるでしょう。
フリーランスとしての道も拓けて、柔軟に働ける
行政書士の主な勤め先として、行政書士事務所や法律事務所、弁護士事務所などが挙げられます。
また、行政書士は資格があれば自宅でも仕事ができる職業です。自営業は決して楽ではありませんが、自分で仕事量を決められるので、結婚、出産、育児などのライフステージに柔軟に対応できるのが魅力ですね。
人が困っている部分を代行するため、やりがいがあり信頼される
行政書士が仕事を依頼されるクライアントは、企業や個人事業、団体などさまざまです。
作成する申請書は承認されるよう正確に作成する必要があるので、依頼主の話をよくヒアリングして書類に反映させます。
依頼主に寄り添い結果を出していくことで、多くの信頼を得てやりがいを感じられるでしょう。
行政書士になるためのステップ
行政書士の試験概要
行政書士試験は、年に一度11月の日曜日に全国各地で開催されます。
科目は基礎法学、憲法、民法、行政法、商法の「法令等科目」と、政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解の「一般常識等」で、合わせて8科目です。
出題は、マークシート方式と記述式で、8科目の中から合わせて60題が出題されます。
合格ラインは300点満点の6割・180点で、合格率は毎年10%前後です。
ちなみに、平成30年度の合格率は12.7%だったそう。近年は受験者数が減少傾向かつ合格者数が増加しているため、合格率も上がっているようです。
試験科目が多いですが、毎日こつこつ勉強して独学で合格する方もいるそうですよ。
行政書士は、誰でも受験できる!
行政書士試験は受験資格や年齢制限がないので、子どもからお年寄りまでだれでも受験できるのも特徴。
行政書士になりたいという気持ちと、試験勉強にきちんと向き合えるかどうかが、資格取得の鍵となります。
行政書士の勉強は動画で!おすすめのオンラインコース
出題範囲が広く、多くの法律知識が必要な行政書士の勉強。働く女性にとって勉強時間を確保するのは、なかなか大変ですよね。
忙しい毎日での効果的な学習におすすめなのが、GoGetterzの「行政書士講座」です!
GoGetterzの「2019行政書士スピード合格コース」は、全45回の動画で構成されています。
1回の動画再生時間は1時間~1時間半程度。講義内容をコンパクトに収めた内容になっているので、効率的に勉強でき合格に近づけてくれますよ。
初めて試験勉強をする方・受験経験者問わず、試験合格を目指す全員に全力でおすすめできる教材です。
行政書士を取得してキャリアに活かそう
行政書士の資格について、詳しくご紹介しました。試験の難易度は比較的高いですが、忙しい毎日を送る女性でも、計画的な勉強によって合格を着実に目指せます!
取得すればメリットも多い行政書士の資格。効率的な勉強で、資格取得を目指してみてはいかがですか。
メンバーになると、400以上の無料コースが受講可能!
無料メンバー登録 はこちら