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「語学力+気合+教養=グローバル人間」! 山中俊之

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The Voicers Report は、世界各地で活躍する10人のゴーゲッターで構成された The Voicers が各々の活躍の現場から情報発信をしています。今回は、 GoGetterz 動画コース『気合と教養で目指せ!グローバル人間』のエキスパートであり、神戸発日本へ、世界へ、リーダーシップとイノベーションを説く元外交官の経営者山中俊之さんです。   最近私が強調させていただいていることがあります。 それは、「語学力+気合+教養=グローバル人間」という式。 グローバルに活躍するには、語学力に加えて、気合と教養が大事であるということ。 少し具体的に説明したいと思います。     第一に語学力。 日本語の書籍では、「英語は伝われば良い」とか「僅かな語彙でも問題ない」といった温和的なことが述べられていることがありますが、これらは眉唾であるということ。日本人による日本人向けの慰めにすぎないということです。 購買担当であったり、親会社からの派遣であったりというような明らかに優位な地位にある場合はともかく(購買担当や親会社というだけで優位と考えること自体が問題であるという議論はあるがひとまず置いておきます)、語学力に支障がある場合は、コミュニケーション能力自体に支障があることになり、世界では仕事ができないという烙印がおされてしまうのです。 以前ニューヨークでのあるビジネス会合。私と1人のフィリピン女性以外は米国人。その時「英語はネイティブではないですよね。」と私が話しかけると、「確かにタガログ語が母国語であるがこのニューヨークで生き抜く以上英語がネイティブでないなどという弱みを見せてはいけない」と強い口調で話していました。 そもそも、対顧客とのやり取りでも、部下とのマネジメントでも、単に通じるだけではニュアンスや熱意、本気度が伝わりません。 私も発音はJapaneseですし、文法的間違いもあるので、大きなことは言えません。しかし、日本の巷で言われるような甘い英語力では厳しい交渉やマネジメントにおいて対応できないこともよくわかっているつもりです。 第二に気合。 気合というと、何か精神論のように思われますが、熱意、情熱といったものはグローバルで活躍するには大変に重要です。日本人ビジネスパーソンの場合、語学力に苦手意識があるためか、気合、熱意、情熱といったものが不足していると思われてしまうのです。 特に、私が強調したいのは、「雰囲気に飲まれてしまうこと」。日本人のみの世界に慣れていると雰囲気に飲まれてしまい、成果が出せないのです。 私自身を振り返っても、20代のころは、若くて実績が少ないこともあったのでしょうが、雰囲気に飲まれてしまうことがよくありました。ようやくそのようなことがなくなったのは、経験を積んだ40歳を過ぎたころからでした。 ではどうしたら良いのでしょうか。 ・会議などでは最初に大きな発言すると決意する ・意見が見つからない場合は、質問したりこれまでの議論を要約したりする ・思い切って立ちあがってホワイトボードにキーワードやその関係を書くなどファシリテーター役を買って出る ・とにかく知らない人に途切れることなく話しかける ・世界で成果を出すと決意する などを実行することが大事であると思います。     第三に教養。 昨今「教養が大事である」とよく言われます。私が担当させて頂く研修でもグローバルに活躍するために必要な教養についてのものが大変に多くなってきています。 教養がないと、時代の激変期に世界の動きを捉えることができず、またそもそも世界の様々な分野の人と話ができないことになるからです。 ところで教養とは何でしょうか。 様々な意見がありますが、私は、 ・社会科学、自然科学、人文科学(芸術含む)についてバランスよく知見があること ・その基盤に「論理的思考力や疑う力」「好奇心」があること ・そもそもの前提として「人間性」があること が重要ではないかと考えています。     社会科学には、経済政治、ビジネスの他に、世界各国・地域の実情などに詳しいことも含まれます。 自然科学とは、物理、化学、生物、医学、情報工学、宇宙天文学などいわゆる理系と言われる分野全般を含みます。最先端のテクノロジーの動きは、文系理系を問わず大変に重要になっています。 人文科学は、哲学、歴史、宗教、芸術など、社会科学や自然科学のさらに根本にある真実を知るために不可欠な分野であると思います。 グローバル人間というと、語学力が強調される傾向があるのですが、気合と教養が大変重要な役割を果たすことに着目することが大事でしょう。]]>

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