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工夫をすれば、できないことなどない!ーパラアスリートに学ぶ

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第15回パラリンピック( Paralympic) がリオデジャネイロで開催されている。
159の国と地域、それに難民選手団を合わせた約4350人のアスリートが22競技、528種目を戦っている。
日本からは132名が参加。

オリンピック終了後に開催されるパランピック。
オリンピックほどのメディアの露出がなく、国をあげての盛り上がりにも欠けている。
だから、ぜひ、知っていただきたい。
パラアスリートの頑張りを。
パラリンピックこそ、自ら道を切り開くゴーゲッターが集結した最高峰のスポーツイベントであることを。

パラリンピックに参加しているアスリートは、身体のどこかに障がいを持っている。
そして各競技は、障がいの状態によって「視覚障がい」「運動機能障がい」「脳性麻痺」「知的障がい」「切断」などに分かれ、またその中でも細かく障がいの度合いでクラス分けされている。

手のない人、足のない人、目の見えない人、体がまったく動かない人―-
生まれ持っての障がい、事故で、災害で、戦場で、紛争に巻き込まれて――
パラアスリートになる人の境遇はさまざまだ。
そして自分の障がいを乗り越え、アスリートとして活躍をするための工夫がすばらしい。

視覚障がいを持つ水泳選手は、プールの壁がどこにあるのかわからない。
だから、あとひとかき、ふたかきで到達する時に「タッパー」にトンと体をたたいてもらう。
ターッパ―との息の合った連携プレーがあれば、壁にぶつかる心配なく全力で泳ぎに集中できる。
視覚障がいを持つランナーは、伴走者が目となり方向を伝え、障害物を避ける役割をする。
頼りになる伴走者がいれば、フルマラソンも完走できる。
重度の脳性麻痺でボールを投げることができなくても、ボッチャ競技では、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えればプレイができる。
足がなくても、動かなくても、バレーボールやバスケットボールもプレイできる。
シッティングバレーができる。
車椅子バスケットボールもできる。

42歳の時にガンを発症し、車いす生活に。
それから障がい者スポーツを知り、68歳の今も活躍する卓球選手。
F1レース事故でで両足を切断。そこからパラサイクリストになった元 F1ドライバー。
幼少の頃の列車事故で両腕を失い、ラケットを口にくわえてプレイする卓球選手。

「できない」ことなどない。
何ができるか、どうやったらできるか、
「できる」ことだけにフォーカスをすればいい。
パラアスリートは、想像力と創造力に満ちたスーパーゴーゲッターだ。

「限界のない心」がテーマだった開会式。
見逃しているみなさん、今からでも見てください。
今から見て感動してください。
その映像がここにあります。
選手が入場し式も後半にさしかかった3時間23分後からの映像を見てください。

パラリンピック旗を運んで入場する8組の親子。
子供たちはみな、ひとりでは歩けない障がいを持っています。
それでもお父さんとペアになって、旗を持って、歩いて登場したのです。

「歩けない息子にサッカーの喜びを感じてほしい」と、ある父親がブーツを開発しました。
子供の右足はお父さんの右足に
子供の左足はお父さんの左足に
親子がしっかりとくっついて2人2脚で歩くブーツです。
愛と工夫から生まれたブーツです。

パラリンピックの盛大なる開会式の晴れ舞台をうれしそうに歩く子供たち。
お父さんに支えられ、お父さんと一緒に右足、左足、一歩づつ、前を向いて進んでいきます。

ゆっくりの歩み。
ゆっくりでも一歩づつ踏み出せば必ず進んでいく。

前を向いて歩くこの子供たちも自分のできるスポーツを見つけ、パラアスリートとしてパラリンピックに参加することを目指してがんばっていくことでしょう。

できないからあきらめるのではない。
なにができるか。
どうしたらできるか。
工夫に工夫を重ね道を切り開いていく。
それが、パラアスリートだ。

ロンドン・パラリンピックに参加した日本人アスリートが、現地で「パラアスリートだ」といったらとても尊敬され、 ロンドンの人々にあたたかく迎え入れられたという。

日本はどうだろうか? 
日本では、車椅子アスリートは、練習場所を探すのが大変だという。
車椅子では、コートに傷がつくからと体育館を貸してくれないのだという。

日本では、長らく、障がい者スポーツは一般になじみがなく、社会参加やリハビリテーションの観点からしか捉えられていなかった。取り上げられたとしても、新聞では社会面に掲載され、スポーツ欄に掲載されることなどなかった過去がある。

変わりませんか?わたしたち日本人。
パラアスリートは、わたしたちにあきらめずに前向きに生きることを教えてくれるヒーローです。

2020年東京パラリンピック開催。
そこへまっすぐと向かう彼らが思い切り練習ができるよう
パラアスリートの底力がフルに発揮できるよう
わたしたちは障がい者の「障害」ならないよう協力していこうではありませんか。

リオ・パラリンピック、日本選手の活躍フォトはこちら

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