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「正常な生理」について学ぼうー秋は季節性の生理の乱れに注意

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突然ですが、来月8日に公開が決まった映画「生理ちゃん」をご存知ですか?

生理痛の原因を擬人化したもので、無表情で「食欲増進」という注射を刺したり生理の痛みを表すのにお腹をドスンと殴ったり…と、突拍子もなくみえる表現も多くありますが、作者が男性とは思えないほど生理中の女性の気持ちを的確に表現していることでTwitterで話題となり、映画化へと至った異色?の作品です。

二階堂ふみさん主演ということで、そちらで話題になってご存知の方もいらっしゃるのでは?

原作漫画は以下のリンクからまとめ読みをすることができるようです。

「ツキイチ!生理ちゃん」(小山健)まとめ読み!

 

さて、いきなりインパクトのある話題作のお話になりましたが、実は今くらいの時期に、女性ならではの問題に悩まされる人は少なくないようです。そこで、この話題作の公開を一か月後に控えたいま、働く女性が長きにわたってつきあっていかなければならない「生理」について、改めて取り上げてみたいと思います。

 

1.女性ホルモンが乱れやすい秋。食生活を工夫して、うつやPMS症状などを和らげよう

 

体調管理は社会人として常識ではありますが、精神論だけで良好な健康状態を維持することはできません。まずはそもそも何故今の季節に体調を崩しがちなのかを把握しましょう。

こちらの記事によれば、今の季節は台風などで晴れ間が少なくなることから、気分が落ち込んだりする季節性感情障害(SAD)の症状に悩まされる人は少なくないとのこと。そうしてホルモンバランスが乱れることで、生理にまつわる女性ならではの不調も現れやすいんだそうです。

原因がある程度明らかになれば、晴れた日にはなるべく日光を浴びれるよう少し早めに家を出て一駅分歩く、などの簡単な緩和策をとることができます。この記事で紹介されているように、オメガ3脂肪酸の摂取や、バターなど動物性の食品の代わりにオリーブオイルを意識して摂取するなど、ちょっとした工夫で体調を改善していけるようですよ。

 

生理に関わる問題を発端に、食生活からの生活改善が気になる方はこちらの記事も是非ご一読ください。

食生活を見直してみよう!美肌美人になるヘルシー生活

 

2.【医師監修】生理期間はどのくらい? 異常かどうかのチェック方法

冒頭でご紹介した映画など、「生理」についての関心は徐々に高まりつつあるけれど、それでもやっぱり大っぴらに話すことは憚られると感じる方も多いかと思います。

生理周期の話くらいは学校の保健で習ったけれど、出血量や痛みの具体的な内容について話したりすることもまずないし、自分の生理が「正常」かどうかもよくわからない…という人がほとんどでしょう。

「私の生理周期、長すぎ/短すぎじゃないかな?」

「頻繁に生理用品を交換する必要があるけど、量が多すぎないかしら?」

などという疑問をお持ちの方は、「正常な生理」とはどういうものかをまずしっかりと把握しましょう。

もちろん個人差はあるので、例えば生理周期なら他の人と少し違ってもそれがずっと定期的なら問題はなさそう。

でも、あるときは3週間周期、あるときは6週間周期…などのようにバラつきが多いのなら、婦人科系の病気が隠れているのかも。

その場合はきちんとお医者さまに診てもらいましょうね。

 

痛みなど身体的な症状ははあまりないけれど、メンタル面での落ち込みがひどい、という方は、メンタルの調子を整えるマインドフルネス・ヨーガをお試しいただくといいかもしれません。

マインドフルネス・ヨガを心と体のメンテナンスに生かす

 

3.「生理の日も元気に頑張ろう」の背景とは? ソフィのブランドマネージャーに聞いてみた

こちらの記事のタイトルにあるように、生理用品のCMは「生理だけど頑張ろう」「生理なんて気にしない」という前向きなメッセージのものや、「モレない」「ムレない」など機能重視のキャッチコピーが多かったですよね。

でも、最近は「辛いものは辛い」という無理をしないスタンスだったり、機能よりも体にいい素材をアピールするものが増えています。

その背景には、「なんで辛いのに頑張らなきゃいけないの」という若者の本音や、機能性を備えていることが当たり前になり、一歩踏み込んだ特徴を購入の決め手とする女性が増えているという事実があるよう。

また、健康志向の広がりと、SNSなど匿名で発信できるツールの発達の相乗効果で、自分の生理のお悩みを具体的に発信し情報交換をする人も増えてきているんだそうです。

女性のますますの活躍が期待されるこれからの時代、無理してバリバリ仕事をするよりも、自分を大切にしながらキャリアも切り拓いていくというという風潮が、生理だけでなく家庭との両立などさまざまな場面で注目されていきそうです。

まずは「正常な生理」とはどんなものか、自分の生理は「正常」といえるものかを把握して、問題があるようならすぐに解決するようにしていきましょう。

 

4.男の子のための生理教室。ナプキンを手に取り、考え、意見を交わす

最後に、ちょっと他の記事とテイストが異なりますが、お年頃のお子さんをもつママなGoGetterzWoman読者の方にぜひ読んでいただきたいと思った素敵な記事をご紹介します。

小学校高学年の男子を対象に、「災害時にどのように生理用品の配布をすればよいか?」というテーマで謎解き的に生理についての理解を深めてもらう「生理教室」を行なったときの様子。

最初は「お尻から血が出る」という程度の理解だった男の子たちが、相手のことを考えて一人当たりどれくらい配ればいいのか、を真剣に考える様子が書かれていて、指導方法次第で男の子、すなわち将来の男性にも正しい理解を持ってもらうことは難しくないのだな、と思える素敵な記事でした。

災害時に備えての会社内の非常用備蓄品等見直しをする際に担当の男性社員に読んでいただくのでもとても参考になるかも。

 

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