「社労士」という職業を聞いたことはありますか?
聞いたことはあっても、具体的にどんな仕事をしているのか、分からない方も多いかもしれません。
社労士は、実は女性にこそおすすめしたい仕事。ここではその理由やメリット、資格取得についてご紹介したいと思います。
女性におすすめの資格・社労士とは
社労士とは、正式には「社会保険労務士」のこと。
社会保険や労務についてのプロであり、社会保険、労働に関する法に基づいた書類の作成や手続きの代行、人事・労務の相談やコンサルティングを主な業務とします。
社会保険労務士の資格は国家資格であり、実は合格者のうち34.9%は女性(厚生労働省 平成30年度 試験合格者発表より)。他の士業に比べると女性の割合が高く、人気があることが分かります。
その理由の一つは、数字を扱う細かい業務が多いこと。丁寧で確実な仕事が求められるので、女性ならではの細やかさを活かすことができます。
また、昨今は相談やコンサルティング業務の需要が高まっており、女性のコミュニケーション力の高さが発揮できることも挙げられるでしょう。取得する知識は年金や労働に関する身近な内容が多く、実生活にも役立ちます。
社労士を取得するメリット
社労士の資格を取得するメリットは多くありますが、代表的なものを挙げてみましょう。
手に職をつけられる
社労士の資格は国家資格であり、将来にわたって活用できる実用的な資格です。資格を取得することで労働や社会保険に関する知識の証明にもなり、特に人事・労務部門での転職で有利に。資格取得者だけの独占業務もあるため、安定した需要があります。
好きな働き方で柔軟に仕事が続けられる
社労士の働き方としては、企業や社労士事務所などに勤める「勤務型」と、自ら事務所を持つ「独立開業型」があります。資格があれば、産休・育休のブランクがあっても復帰しやすく、経験を積んで開業をすることも可能。
自分のライフスタイルの変化に合わせて柔軟に働き方を選べるのは、女性にとって大きなメリットですね。
女性も高収入が狙える
勤務型であれば安定した収入を得られますし、独立開業をすれば年収1000万円を目指すことも可能です。実力次第で高収入を狙うことができるので、やりがいも抜群と言えるでしょう。
社労士になるためのステップ
社労士になるためには、まずは受験資格を満たし、社会保険労務士試験に合格することが必要です。
その後、社会保険労務士名簿に登録(実務経験2年以上又は事務指定講習の修了が必要)することで、晴れて「社労士」として活躍することができます。
受験資格は、学歴・実務経験・厚生労働大臣の認めた国家試験合格のいずれかを満たし、受験資格証明書を提出することで認められます。
社労士の試験内容や日程
試験は以下の科目について実施されます。選択式試験と択一式試験があり、どちらもマークシート形式で回答します。
- 労働基準法及び労働安全衛生法
- 労働者災害補償保険法
- 雇用保険法
- 労務管理その他の労働に関する一般常識
- 社会保険に関する一般常識
- 健康保険法
- 厚生年金保険法
- 国民年金法
社労士試験は、毎年1回の実施。試験日は、例年8月下旬の日曜日(第4日曜日)です。
2019年(令和元年度)は8月25日(日)実施予定。午前中(10:30~11:50)80分が選択式試験、午後(13:20~16:50)210分が択一式試験という流れで実施されます。
社労士試験のポイント
社労士試験は、合格率1桁という難関の試験。2018年度の試験では受験者38,427人のうち、合格率は6.3%と発表されました。狭き門だからこそ、資格取得に価値があるとも言えますね。
とは言え、社労士試験はフルタイムで働きながら受験する人が多いのも特徴。普段あまり時間がない中でも十分取得可能な資格ですが、そのためにはやはり効率良く勉強することが重要になってくるでしょう。
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まとめ
以上、女性におすすめの社労士の資格やメリットについてご紹介しました。あなたのキャリアの選択肢の一つとして、ぜひ考えてみてくださいね。
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