ライターといえば雑誌や書籍などで活躍する人を思い浮かべますが、近年WEBメディアの普及によって、WEB上で活躍するWEBライターの需要は年々高まっています。
ネット環境が整ったパソコンがあれば始められる手軽さもあり、副業や在宅ワークとしても人気のWEBライター。しかし、実際にWEBライターだけで生計を立てたり、キャリアを積んでいくのにはなかなか難しさもあります。
この記事では、WEBライターがどのような仕事をしているのか、求められるスキルや、必要とされるライターになるためのポイントをご紹介します。
多様な働き方があるWEBライター
WEBライターとは、WEB上のにあらゆる文章を制作するライターのことです。
メディアを運営する企業で記事を制作する人もいれば、自社製品についてのセールスコピーを制作する人も。ひとくちにWEBライターと言っても、さまざまな業務や働き方があるのです。
メディアを運営する企業では、社員としてライターを採用しているので、メディア専属ライターとして勤務している方もいます。
また、フリーランス(個人事業主)のライターとして、特定の企業には属さず、さまざまなメディアからライティング業務を受託して仕事している人もいます。
フリーランスのWEBライターは、自分の裁量で仕事量を決められるので、自身の仕事の請け方次第では月に何十万も稼ぐ方もいますし、空いている時間にできるライティング業務ならばと副業に選ぶ方も多いです。
WEBライティングに必要なスキル
WEBライターとして活動するのに必要な資格はありません。ですが、スキルとして最低限できるほうがいいこともあるんです。
正しい日本語が使えること
WEBライターとしてライティング業務をする上で必要なスキルは「正しい日本語が使えること」に尽きます。
ライターは人に読んでもらうための文章やテキストを作るので、正しい日本語が使えることが一番大切です。記事を読もうとして「こんにちわ」などと日本語が間違っていたら、その記事やそのWEBメディアの信用も落ちてしまいますよね。
正しい日本語を使って、メディアからも読者からも信用される記事が書けること。それが、ライターに必要なスキルです。
記事に独自性を持たせること
今や誰もが毎日、何かを検索しますよね。これから行く予定のランチのお店を探したり、分からないビジネス用語を調べたり。
たとえば検索したとき、検索順位が上位の記事に同じようなことばかり書いてあったらどう思いますか?
何かもっと他にないのかな、という気持ちで上から順に見ていくのに、同じような内容ばかり…これでは、読者が本当に必要な情報にたどりついているとは言えませんよね。
WEBの記事とは、不特定多数の方が情報を求めて見にくるものです。読者にとって必要な内容を盛り込み、独自性のある記事を書くことで、記事の価値もライターの価値も上がっていきます。
何にでも興味を持つこと
ライターは、依頼されたテーマについての情報を自分でリサーチし、自分のなかで納得したり理解した上で、自分の言葉で文章を書きます。
そのためには、依頼されるテーマについて興味を持ち「自分だったら○○についてのこんなことが知りたい!」という探究心を持って記事を制作する必要があるんです。
情報収集がうまくできないと、記事を書いていても膨らませるのが難しかったり、狭い視野の記事になってしまいます。読者にも、つまらない記事だな、と思われてしまうんです。
どんなテーマにも興味を持ち、アンテナを立てて情報収集できる人。そしてその収集した情報を頭の中で分かりやすく整理し、自分の言葉でまとめられる人が、ライターに向いているでしょう。
さらにライターとして必要とされるためのスキルアップ
WEBライターに必要なスキルについて紹介しましたが、さらに上級ライターになるためには以下のようなポイントがあります。
引く手数多なWEBライターとして活躍するために、ぜひこの2つのスキルアップを目指してみてくださいね。
得意ジャンルを確立する
得意なジャンルを持っていることで、「このテーマの記事なら○○さんにお願いするのが適任だ」とすぐに思い出してもらえたり、依頼を受けやすくなります。
顔と名前を覚えてもらうことと同じくらい、「○○さんは△△のテーマが得意なライターさん」と覚えてもらうことが大切です。その道のプロとして必要とされるために、他のライターさんとの違いを持っておきましょう。
SEO特化型の記事執筆ができるようになる
SEOとは、特定のキーワードを検索したときにWEBサイトがより多く露出させるように上位表示をさせるための手段のことです。
近年、SEOに特化した記事を書けるライターが重宝されています。いくら素敵な記事を書けても、その記事にアクセスされなければ読まれないからです。
特定のキーワードをタイトルや見出し、本文に盛り込むことで、検索にヒットしやすくするSEOの技術。この技術を身に付けて、コンテンツの質を向上させられるライターを目指しましょう。
上級者にはコピーライティングの習得もおすすめ
ライターの中には、企業広告などに使うキャッチコピーや、売り文句のセールスコピーを担当する人もいます。
コピーライティングはWEBの記事制作のようにコンテンツを作るのではなく、売りたい・知らせたい商品を宣伝するための人に刺さる文章を作ります。たくさんの言葉の中から生み出した一節のコピーが人を動かすのです。
コピーライティングの技術は、考え方やアプローチの方法がWEB記事を執筆する技術とは異なります。専門の勉強が必要になりますが、コピーライティングが身に付けられればできることの幅が広がるだけでなく、収入アップも期待できますよ。
コピーライティングを勉強すると言っても、独学ではなかなか難しい…そんな方におすすめなのが、GoGetterzの動画学習コースです。
この動画学習コースでは、顧客視点の戦略的なセールスコピーライティングの書き方を、基礎編と実践編に分けて丁寧に解説してくれています。
セールスコピーとは、「買わせるための文章」です。思わず買いたくなるような文章の書き方を、テンプレートをもとに学んでいきます。
GetterzにはWEBライティングの動画学習コースもあるので、スキルアップを目指したい方はぜひ活用してみてくださいね。
スキルアップして必要とされるライターに!
WEBライターに必要なスキルや、スキルアップのポイントについてご紹介しました。
現在WEBライターで頑張っている方も、これからWEBライターを目指す方も「メディアや読者に必要とされるWEBライター」を意識して原稿制作に取り組むことで、より自分の価値を高めていけるのではないでしょうか。
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