ゆかた(浴衣)は、日本の夏の風物詩。花火大会やお祭りで浴衣を着ている人を見て、「ゆかたを着たいけれど着付けが難しいな」と思っている方もいるかもしれません。
ゆかたの着付けは、着物よりもはるかに簡単にできるのが特徴。ゆかたの着付けを覚えて、今年の夏はゆかたデビューしてみませんか?
ゆかたが流行りだしたのは江戸時代
ゆかたは本格的な着物とは違い、湯上りに簡単に着ることができる服として、江戸時代から庶民に普及しました。
本来は素肌に直接着るものですが、おしゃれ着としての需要も高まっているため、現在では下着を着用するのが増えています。
ゆかたに使用される生地は木綿が一般的なので、着物よりもはるかに安い価格で仕立てられるのも特長。
こうした背景もあり、現代でもゆかたは多くの人に広く親しまれているんですよ。
ゆかたの着付けに必要な道具
ゆかたは着物に比べて簡単に着られますが、最低限必要なものがあります。その道具類について説明しましょう。
ゆかた
ゆかたは長さを調節できるので、ある程度の身長の方なら普通サイズのゆかたが着られます。ただ、女性で170㎝を超えてくると、袖や丈が短く見えてきますので、ラージサイズを購入した方がいいかもしれません。
帯
帯は昔ながらの1枚帯もありますが、すでに結んだ状態になった簡単な帯が一般化しつつあります。帯の結び方が分からなくてもゆかたが着られるので便利ですよ。
また兵児帯(へこおび)も簡単に結べるので、着付け初心者におすすめです。
帯板
帯を締めたあとに帯と着物の間に挟み、帯をまっすぐきれいに見せるための板です。子供の場合はタオルなどやわらかいもので代用する場合もありますね。
インナー
本来は素肌に着るものなので、必要ないという人もいますが、美しく着付けるためにゆかた専用の下着をおすすめします。
腰ひも
帯だけでははだけやすくなってしまうため、防ぐために必要です。最低限1本あれば問題ありませんが、2~3本あるとしっかりと着付けることができますよ。
着物ベルト
腰ひもだけで着付ける人もいますが、ベルトがあった方がしっかりとはさめるのできれいに仕上がります。
下駄(げた)
ゆかたをきれいに着付けたら、せっかくですから足元も和風な下駄で揃えたいところ。最近では柄のついた足袋(たび)を合わせるファッショナブルな装いをする方もいます。
巾着(きんちゃく)
ゆかたにいつものバッグは合わないことが多いでしょう。お財布やハンカチなど最低限の持ち物を入れられる巾着があると素敵ですね。
初心者でも簡単!ゆかたを着る方法
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スマートフォンやタブレットなどで着付け動画を見ながら、ゆかたの着付けにチャレンジしてください。
初めての方でもかんたん!ゆかたの着付けを学ぼう
ゆかたは外国人にも大人気の、夏の風物詩です。
浴衣の着付けをしっかりマスターすれば、お祭りの最中に着崩れるといったこともなくなり、美しい姿を保つことができます。
やってみると思ったより簡単という声が多く聞かれますので、ぜひ浴衣の着付けにチャレンジしてみてくださいね!
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